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名城大学の起業講座に登壇しました│非常時の決断について考える

大学生とこの数カ月を振り返って未来につなげていく時間へ

ウィーケン!代表の佐々木です!私はウィーケンの外でも中学、高校、大学、ビジネスマン、お母さん向け等に、授業・研修・講演などを行なっているのですが、今回は、名城大学の起業講座で200~300人の学生さんたちに講演させていただきましたので、その様子をご紹介します!

名城大学での起業講座とは?

名古屋の名城大学では、経済学部・経営学部の両学部共催で「起業講座」というユニークな講座を開講されています。中部圏を中心とした企業のトップの方々を迎え、学生の皆さんが授業で学ぶ経済理論がどう実践されているか学ぶというもの。

今年度も、名古屋銀行、おやつカンパニー、エスワイフード(世界の山ちゃん)、PD エアロスペース、など東海を代表するトップの方々の中で、創立間もない企業として呼んでいただきました。通常は学生さんだけではなく、地域の方々にも広く開放されてきましたが、情勢を踏まえて今回は大半の学生さんがオンデマンド視聴とのこと、600人入るホールでディスタンス講演です。

この非常事態下で決断するということ

講演では、「非常事態でピンチをチャンスに変えるために~リアルからオンラインへの転換」というテーマでお話しさせていただきました。

普段ウィーケンでは、参加してくれる子どもたちが自分事として楽しくのめりこめるように、対話型や体験型の時間にしていますが、今回は人数も多いしオンデマンド。どうしようかなぁと考えた結果、私がこの非常事態の中でおかれた状況について学生の皆さまに追体験していただき、「自分だったらどんな決断をとるか」と考えてもらうことにしました。

2月の政府による休校要請のとき、選択肢が2つあるとき…
皆さんならどうする?

決断は、あとから推移をみて振り返ってできるものでもないし、俯瞰的に状況をみて判断できるものでもない。非常事態だと特に不確実性が増す中、決断のスピードが要求されます。その中で私が何を判断軸として決断したのかについてのお話です。

そしてこれは、オンラインスクールで私たちが小学生の子どもたちに身に着けてほしいと思っている、「正解のない問いを考える力」の話でもあります。その第一歩が、「思考停止にならないこと」=すなわち「考えることを放棄しないこと」だと思っています。

そして、もう一つが、「自分で決断すること」を「決断すること」。自分の人生を主体的に生きていくためには、何が正しいかわからない中で、自分の判断軸をもって決断していくことが、仕事でも、人生でも大切だと考えています。自分で決断したことは、失敗してもまた立ち上がってやり直せると信じています。

今の状況を少しでも前向きに捉えてほしい

今回このテーマを選んだのには理由があります。
大学生の皆さんは、まだ従来の対面型で授業を受けられていない方も多くいて、これまで思い描いてきた生活ができなくなり、もどかしい生活をされていることだと思います。でも、今だからこそできることがあると自分が信じて、少しでも気持ちを明るくし、そして、何か一つでも前向きにとらえられるアクションを起こしてもらえたらという願いを込めました。

大学生はもちろん、今の小学生の子どもたちが成長した未来の日本や世界は、私たち親の世代より、今よりもっと変化のスピードが激しくなることは明白です。そして、その世界では、自分にとっていいときも悪いときも両方あるはずです。そんな中でも、正解のない問いを自分の頭で考え、自分で決断し、道を切り拓いていってほしいと切に願います。

そして、私たち親がまず、子どもたちにその背中を見せていきたい。私もまだまだ、ここからまたがんばります!

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