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南アフリカ生中継で 野生動物を守るサファリガイドのお仕事を知る│小学生オンライン体験

小学生が大好きな野生動物をテーマにした グローバル×探究SDGsの体験

双方向・参加型のウィーケン!オンライン週末体験、今日は南アフリカ共和国のクルーガー国立公園から生中継です。

先月のグローバルコースのテーマ「アフリカ」と、今月の探究SDGsコースのテーマ「陸の豊かさ」の合同テーマで送るのは、野生動物を守るサファリガイドのお仕事を通して、ワクワクの野生動物の世界と、密猟という世界の課題を考える体験です!

教えてくれるのは、日本人として南アフリカ共和国でサファリガイドをされている太田さんです。1~5年生の子どもたちとどのような時間になったのでしょうか、体験の様子をご紹介!

サファリガイドってどういうお仕事だろう?

今日の先生の太田さんは、「野生動物を守りたい!」という子どもの頃からの夢をかなえるため、単身アフリカへ移住し、現地のサファリガイド訓練学校を卒業、現在は、南アフリカ共和国の『クルーガー国立公園』でサファリガイドとして活躍されています。

クルーガー国立公園は、四国がまるっと入るくらいの大きさの、まさに野生の王国!サファリガイドは、野生動物をみつけて生態系の解説をする「人と自然をつなぐ」という仕事以外に、動物を数えたり、調査をしたり、「保護のための生態調査」もするという太田さん。夜は木にくくりつけた隠しカメラを使って調査するんだって!

サバンナで一番危険な動物は?

『クルーガー国立公園』は世界有数の動物保護区として有名で、バッファロー、ゾウ、ライオン、ヒョウ、サイの、通称ビックファイブが多数生息しています。

その中でも、「サバンナで一番危険な動物は何でしょう?」

ライオンでもなく、チーターでもなく、そうカバなんです!サファリガイドの太田さんだから知る野生動物の話に、みんな興味津々です。トップの太田さんがもっている写真のウンチは、誰のウンチでしょうか?!

密猟やふれあいの裏側で、サバンナで起きていることについて知ってほしいから

太田さんは、野生動物の保護活動に力を入れています。アフリカで1日3頭ものサイが角を切られて殺されているという密猟の話や、野生動物とのふれあいの裏側にある悲しい話も教えてもらいました。

「自分の知らないところで、こんな悲しいことが起きているなんて知らなかった」

「密猟者をいなくならせようと思っても、ゾウやサイの角が薬として効果がないことをいろんな人に伝えなければ意味がないと思った」

「身の回りにいる動物について、「これは動物たちに悲しい思いをさせていないか?」と考えたい」

小学生の子どもたちからは、こんな発言がでました。大人も知らないことばかりで、みんなビックリしたよね。

サバンナで起きていることを、ぜひ家族や周りのお友だちに知らせていってほしい!という太田さん。一人一人ができること、考えていきたいと強く思いました。

講師紹介 太田ゆか先生

南アフリカ在住日本人サファリガイド。初アフリカは2014年に訪れたボツワナ。これをきっかけに幼い頃からの夢である野生動物保護を実現するために、アフリカへの移住を決意。日本の大学を休学し、サファリガイドになるために南アフリカで訓練学校に入学。 現在はクルーガー国立公園エリアで環境保全プロジェクトの専属サファリガイドとして活動。サバンナの魅力と現状を日本に広めるべく、様々な情報・写真をインスタグラムなどSNSから発信中。[instagram]  [facebook]

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