教え方の工夫で、ワンちゃんってこんなに成長するんだ

今回の体験は、みんな大好きワンちゃんがテーマ。体験したお仕事は、ドッグトレーナーと獣医さん。ドッグトレーナーは現在NHKのEテレで放映中のアニメ『ドッグシグナル』でも話題のお仕事で、実際にこのアニメを見てドッグトレーナーのお仕事に興味を持った子もいました。

初開催の今回の体験は、2部とも満員御礼で開催！約40名の親子が、獣医さんとドッグトレーナーのお仕事にチャレンジしました。

参加者の声

「ワンちゃんに無理やりやらせてはダメで、やりたい気持ちになってもらうことがだいじだとわかった（3年生女の子）」

「実際に診察室で色々な機器をみせてもらって、獣医さんのお仕事にもっと興味がわいた（5年生男の子）」

「どうやったら犬が言うことをきいてくれるのか、子ども達が試行錯誤する時間がたくさんあった」（2年生・年長の保護者）

「アニメをみてドッグトレーナーに興味をもちましたが、このような体験ができる機会がほかになく。とても沢山の感動があり、他県から来た甲斐がありました」（2年生の保護者）

獣医さんパートでは、ワンちゃんの心臓の音に大興奮

獣医さんの和泉先生が取り出したのは聴診器。子ども達にとって身近な存在で、一度は使ってみたいものの、めったに使わせてもらう機会がない存在ですよね。

今回は、実際に先生が日々の診察で使っている聴診器を使って、ワンちゃんたちの心臓の音を聴いてみます。

「あ！聞こえた！！」「私のよりも、早くトクトクっていってる！！」
心臓の音に命を感じて、大感激の子ども達。

みんなの知恵で、ワンちゃんの「できた！」を増やしてあげよう

続いてのドッグトレーナーパートでは、子ども達が実際のワンちゃんへの指示だしにチャレンジ。

体験開始段階ではまだできないことが「できた！」になるよう、子ども達に知恵を出して指示だしをしてもらいます。

「私がやってみて、お手本をみせてあげる！」
「おやつをつかって、やり方を教えてあげる」・・・などなど、先生やお友達との会話のキャッチボールを通じてでてきたアイデアを、どんどん試してみます。

「1、2、3、4・・・4秒できた！」と、少しずつできるようになり、部屋の中は大歓声。
そして、お隣のグループのワンちゃんと交換して、改めてチャレンジ。

「さっきのワンちゃんはこのやり方でできたけど、こっちのワンちゃんは効かないなぁ」など個体差を感じる場面もありました。

大切なのは、たくさんの試行錯誤

子ども達のチャレンジを経て、最後にドッグトレーナーの佐々木先生がトレーニングの仕上げを。
「おやつを使う場合には、持ち方と動かすスピードがポイント」・・・先生がやると、あら不思議！みるみるうちに、指示した内容をできるように。

「ある姿勢をしてほしい時にも、無理にワンちゃんの体を押さえたりすると反発します。みんなも、無理に何かをやらされるとイヤだよね？（笑）そして、みんなと同じで、ワンちゃんも性格が色々。どうやったらその姿勢をとってくれるか、ワンちゃんの体や様子をじっくり観察して、焦らずいろいろなやり方を試してね」

獣医パートでは命の重みを、ドッグトレーナーパートでは焦らず思考錯誤する大切さを感じた体験でした。

ワンちゃん好きにはたまらない今回の体験、次回開催をお楽しみに！

講師紹介：

Dogschool cherie 南山校/南山どうぶつ病院

ワンちゃんの「予防医療」と「教育」に特化した、新しい形のどうぶつ病院施設。獣医師とプロのドッグトレーナーが協力して、「飼い主様」と「ワンちゃん」のよりよい暮らしをトータルにサポート。予防接種や健康診断という「予防医療」、ドッグトレーニングやドッグフードコンサルなどの「教育」を行っています。【HP】

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